なめちゃんが変だ
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今朝はエアコンのクリーニング業者さんがきた。
若くて可愛い女の子と男の子が颯爽とエアコンを綺麗にしていく様子を眺めたり、
高圧洗浄機の音に隠れて、一人英会話をぶつくさ呟いたり。
あっという間に一時間経ち、彼らは帰って行った。
ふと、水槽を見たら、なめちゃんが変。
水槽の隅で、四肢をぴんとさせて固まっている。
こんなポーズは見たことがない。
まさか。
スポイトでつんつんとつつく。
ばたばた。
ああ、よかった。生きてる。
なめちゃんが変だ。うまく潜れないみたいで、水槽の隅で固まっていた。死んじゃったかと思った。とりあえず動いてて良かった。ウパ天(ブログ)更新します。
しかし、ガスが溜まっているのか、うまく潜れないようだ。
「ウーパールーパー 潜れない」 と検索すると、いつも参考にしているToshさんのブログに辿り着く。
さて、ここからは本当の「ぷかぷか病」の話。
上の画像でも分かるように、浮力調整の為の浮袋は身体の背中に近い中心にあります。画像は無いのですが、真上から見ても身体の中心です。なので浮袋だけに空気が入っていれば、真っ直ぐの状態で浮いている事が出来ます。
ところが、エサの食べ過ぎなどで消化器系に異常が起きたときには、浮袋の下にある胃や、身体の後半にある腸にガスが溜まってしまいます。人間でも胃腸が悪いときにお腹が張りますよね? アレと同じと考えてください。
ウーパールーパーの胃は、真上から見ると中心から身体の左側にかけての位置にあります。そこにガスが溜まると身体の左側の方の浮力が強くなります。このガスが浮袋で調整出来なくなるぐらいになってしまうと、ウーパールーパーは身体の左側が上がり気味の傾いた状態で浮いてしまいます。そしてこれが更に悪化すると(溜まったガスの量が増えると)、身体の左側を上にして水面に浮いてしまったり、お腹を上にしてひっくり返った状態で浮いてしまったりします。
また、腸の方にガスが溜まってしまうと、今度は尻尾の方が浮いてしまいます。
つまり身体が傾いて浮いていたり、尻尾の方だけ浮いている状態が、本当の「ぷかぷか病」というわけです。
「ぷかぷか病」というのは、胃や腸などの消化器系にガスが溜まってしまって起る症状ですから、基本的にお腹の不具合です。ですからその原因は、ほとんどが食事にあります。
特に人工飼料は、粉状の原材料をデンプン(イモに多く含まれる成分)を使って固めていますから、発酵し易い…つまりお腹の中でガスになり易い性質があります。また当然ながら食べ過ぎもお腹が張る原因になります。
あらためて、ここでハッキリ書いておきますが、毎日沢山の人工飼料を与える事が、「ぷかぷか病」の最大の原因です。くどいようですが、エサは3日に1度、そして1回の量はウーパールーパーの頭の1/3程度で十分。また人工飼料だけで育てたい方は、5日に1度ぐらいが良いかもしれません。
ぎく。
数日前、スーパーで買ったマグロのお刺身なんてあげたのがいけなかったか。
うつぼ氏は元気だし、なめちゃんも、いままで変な様子になったことはなかったけど。
なめちゃんは、もう5歳近い。高齢?ウーパーだもんな。。。
もう、やめよう。
ここまで書いてきた事から、「ぷかぷか病」になった際に水を換えるという行為が意味を持たないと言う事が分かると思います。ただウーパールーパー自身が弱っていなければ、何かの拍子にお腹のガスが出る事もあります。急に水換えされてビックリしたとたん…とかね。
でも、基本は安静にして、ウーパールーパーが自らお腹の中のガスを出してくれるのを待つしかありません。その際、ウーパールーパーが力みやすいように、足がかりになる水草をいれてやったり、場合によっては静かに水を抜いてやって、ウーパールーパーの足が底につくぐらいにまで水位を下げてやるのもいいでしょう。しかし、極端に水位を下げてしまうと…つまり水量を少なくしてしまうと、水質管理が難しくなってしまうので、次に書く「重症の場合」を除いては、水位を下げずに水草などの“足がかり”を設けてやるのがいいと思います。そして、これはお腹の具合が悪いために起きてる症状ですから、ちゃんと沈めるようになるまでエサを与えてはいけません。
なめちゃん、人工草に足を引っ掛けている。
とりあえず、このまま、様子を見守ろう。
体力はまだちゃんとあるはず。